製品情報

各タイプの物性利用と添加量

Typical Application and Quantity Needed in Pharmaceutical Preparations

薬物への応用

I. オイルおよびエキスから粉末へ

オイルを粉末化するために最も適したグレードはノイシリン®US2です。US2へのオイル含浸量が比較的高い場合、やや流動性が低下しますが0.5~2%のUFL2を追加することで流動性が大幅に改善します。ノイシリン®UFL2単独では、0.5%で油状製剤が固結化するという問題を解決できます。

フローチャート

Schematic flow

吸油量

Oil adsorption capacity ノイシリン®US2およびUFL2グレードは、MCCまたはコロイド状シリカと比較し、吸油量*が多いことが示されています。
*亜麻仁油吸着量。

応用データについては、テクニカルライブラリをご参照ください。

II. 流動性の改良

バレイショデンプンに賦形剤を追加後の安息角

Angle of repose after adding excipient to potato starch

ノイシリン®UFL2粒子がバレイショデンプンの表面に付着し、流動性を促します

Potato starch (x 1,000) バレイショデンプン
(x 1,000)
Potato starch (x 10,000) バレイショデンプン
(x 10,000)
Potato starch + Neusilin® (x 1,000) バレイショデンプン + ノイシリン®
(x 1,000)
Potato starch + Neusilin® (x 10,000) バレイショデンプン + ノイシリン®
(x 10,000)
ノイシリン®UFL2粒子がデンプン表面に付着した状態を示す電子顕微鏡写真。デンプンに添加すると、UFL2粒子は容易にデンプン表面に付着し、「ローラーブレード」のように流動性を促進します。バレイショデンプンに0.5% UFL2を添加すると、流動性が非常に向上します。

III. 固結防止

0.5%ノイシリン®UFL2を添加することで固結を防止します

Addition of 0.5% Neusilin® UFL2 prevents caking

ノイシリン®UFL2は高湿度条件で固結を防止します

Sodium L-aspartate at 45°C, 75% RH, 2 days 45℃、75% RHで2日開放放置後の
L-アスパラギン酸塩ナトリウム(UFL2無添加)
Sodium L-aspartate with 0.5% UFL2 at 45°C, 75% RH, 2 days 45℃、75% RHで2日開放放置後の
L-アスパラギン酸塩ナトリウム(UFL2 0.5%添加)

IV. 圧縮性

ノイシリン®UFL2は乳糖配合錠剤の硬度を増加させます

Neusilin® UFL2 increases lactose tablet hardness 乳糖に10%ノイシリン®UFL2を混合・打錠した錠剤は、15%微結晶性セルロースを混合・打錠した錠剤と比較して、硬度が高くなります。
ノイシリン®US2もUFL2同様の添加量で錠剤の硬度改善に利用できます。

低圧縮圧で高品質の錠剤

High quality tablets at low compression pressure コーンスターチ/乳糖をベースとし、ノイシリン®US2、コロイド状シリカ、またはケイ酸カルシウムを混合した錠剤の硬度を比較しました。コーンスターチ、乳糖賦形剤 は充分に混合し、次いで、滑沢剤としてステアリン酸マグネシウムを添加しました。ノイシリン®US2またはノイシリン®UFL2を用いて圧縮成形すると、コロイド状シリカよりも錠剤が硬くなります。

V. 固体分散性

難水溶性薬物を固体分散させて製剤化すると、溶出性および生物学的利用能が著しく向上します。ノイシリン®を固体分散体の担体として用いることにより、容易に錠剤剤形を形成することができます。
ノイシリン®は錠剤化に伴う問題を解決し、固体分散の利用効率を向上させる可能性があります。

異なる固体分散系において吸着担体を適用する3つの方法

Three methods to apply adsorbent carriers in different solid dispersions

V(i). 吸着剤としてのノイシリン®の主な利点

  • 流動性の改良
  • 低圧縮圧で高品質の錠剤
  • 高比表面積
  • 高吸油量
  • 高API吸着
  • 非晶質体の安定化
  • 不活性核剤

VI. ノイシリン®Uタイプの吸湿速度曲線

1) 37ºC, RH 75%

37ºC, RH 75%

2) 37ºC, RH 92%

37ºC, RH 92%

ノイシリン®の吸湿平衡曲線:

Hygroscopic equilibrium curve of Neusilin® ノイシリン®Uタイプの吸湿平衡曲線に見られますように、ノイシリン®は相対湿度が70%以下ではあまり吸湿せず、70%を越えると吸湿量は急激に増加します。従って、潮解性粉末など湿気を吸いやすいものに添加することにより、粉末の固結化を防止します。 トップへ戻る